今日は制振ダンパーの『evoltz』さん主催の能登半島地震の被害状況と
今後の教訓に関するセミナーの話しを聞きました。
東海地方でも地震がくるくると言われ続けてなかなか実際に経験をしていないので、
被災者の方々のように実感が薄いのは現状ですが、
耐震等級の定義が、大まかに言うと一度の地震に耐えられる家になっているので、
余震や繰り返し起こる地震に関しては耐震だけでは防げなくなってきています。
耐震等級3はもう当たり前で、その先の提案をしていかないと
家を検討される方には安心材料を提供出来ないと思います。
地震が発生した時に効果が分かるだけにそこに資金を充てるのは…という考えもありますが、
壊れてからお金を払うのではなく、壊れる前にお金を使う考えに切替える必要があると思います。
震度1,2の揺れでも制振装置が働くので安心さと来てからでは遅いというのもあると思います。
建物が持ち応えたとしても、構造用面材や断熱材の損傷で気密性や断熱性が低下した家に
その後も住み続けるのではあれば、光熱費やリフォーム代にも影響が出てきてしまいます。
また耐震や制振にご興味がある方は、実際の動画もご覧頂きながら
ご提案させて頂きますので、お声掛け下さい。